外壁重ね張り工事

秋田市楢山のK様宅
外壁の改修工事がスタートしております。

屋根塗装と外壁塗装とリビングのサッシ取替でお問い合わせを頂きました。
しかし、1階の外壁痛みが激しいため、塗装工事ではすぐに駄目になってしまうため、
1階部分は外壁を金属サイディングにて重ね張りをすることとなりました。
外壁の重ね張りはコスト削減することができるため、リフォームでは良い方法だと思っていますが、その場合にはいくつか注意が必要ですね。
写真のように土台部分などは一部を剥がして構造部材に劣化がないかの確認をしなくてはいけません。
それは、年数が経った建物は土台や柱など漏水での劣化や白蟻/黒蟻による被害が発生し易いためです。

K様宅も土台部分の外壁を剥がしてみると!怪しい…

なんと、長年に渡り外壁出隅部分から漏水していたようで、柱が劣化で殆ど存在しない
状態でした。
やはり、単純に外壁を重ね張りするのではなく、構造を一度確認してから重ね張りを
しなくては、本末転倒ですね。

外壁を一部剥がしてからの外壁重ね張りにはもう1つ良い点があります。
壁の気流止め工事と耐震改修工事を行えることです。
20年以上前の木造住宅では、下の写真のように土台部分に断熱材が密着していないため、隙間風が壁内部から部屋内へ侵入する構造となっており
その隙間風を止めなくては、部屋も暖まらないしなんと言っても断熱材の効果が発揮
できないのです。

土台部分と同じく2階床と1階天井の間にも断熱材が入っていないことが殆ど、
下写真のように気流止め+断熱材の追加を行います。



と、老朽化した外壁であれば、何れにしても主要構造部の点検は欠かせないことですね。