エコビオ省エネルギー住宅北イタリア研修_18(lechner-buchbach社_リノベーション)

こちらは、lechner-buchbach社の弟さんの家になるようです。現在リノベーション中。仕事の合間に施工しているので、なかなか進まないと話をしていました。馬小屋だった所をリノベーションしているようです。ここの場所が良いので、古い建物を自然素材を使用してリノベーションして長く住むつもりでいるようでした。
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一階部分は、煉瓦造りの壁を外から木質断熱材で外断熱で施工していました。
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架設の階段と内装材に使用する古材。
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古い煉瓦。解体して現れてきた、この煉瓦をインテリアに生します。
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天井は木質断熱材。
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古い煉瓦はこのままでもいいのですが、この様な煉瓦に薄く塗装や左官材で仕上げると、とてもカッコイイ壁面に仕上がります。
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新しい壁面に、わざわざ古材を使用しています。
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こちらは、土の壁ボードです。出来るだけ自然素材で室内を仕上げたいと言っていました。同業者としてこの気持ちを理解出来ます。自然素材だけで出来た空間は、表面を仕上げてしまうと、見てもわりにくいですが、住み心地、気分、雰囲気、空気が違うのはわかります。
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屋根裏の寝室になる予定の部屋。
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木質パネルに土壁ボードを張っています。
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子供部屋になる予定の部屋。
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内装仕上げ材。
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住宅に隣接する小屋部分。
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サッシ周りの防水処理。
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木の屋根です。こけら葺きでしょうか。
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基礎断熱材は、自然素材ではなかったです。
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防水シートの屋根の下地材に銅板をかぶせて耐久年数を上げる工夫が随所に見られました。
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私の個人的な思い込みで外人の家=大きな家。と思い込んでいましたが、多くの国を訪問して感じるのは、日本人の方が大きい家に住んでいるのではないかと感じます。ウサギ小屋と言われたのは、もう大昔の話のようです。
つづく。
y..y