気密・断熱・耐震改修(省エネ3得リフォーム)_その1

外壁を二重張りにして、5年が経過した住宅の気密・断熱・耐震リフォームを昨日から開始。
外壁が二重に張られていること、また、その外壁が新しいことから、室内側から気密・断熱工事をするか、外部からの工事をするかで悩んだ。
まだ、新しいサイディングだが、それを一度外して再度そのサイディングを張り直すことにした。
住宅の省エネ性能を上げることと同時に、耐震性能を上げることが出来る施工方法が家主さんにとって一番良い方法と判断した。
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築15年_INAXの壁美人OEM商品らしきサイディングが古いサイディングの上に張られている。
この建物は、外壁の二重張りをして5年しかまだたっていない。
5年前(訪問販売社による)外壁は、タイルなのでメンテナンスフリー、サイディングには、ウレタン断熱を使用しているので、暖かくなるという話で、依頼されたと思います。
 
現実には、ただ表面に外壁のカバーをしたような状態になっている。この施工の場合は、メンテナンスフリーどころか、家の寿命を縮めることはあっても、長持ちはしない。
あとの事を考えていない施工になるので、修繕するのが大変なことになる。 
家主さんには、とてもかわいそうですが現実にはこの様な問題の家は沢山存在している。
 
当社では、出来る限り現在の家の性能を上げて長持ちできるように改修をしたいと考えて行動している。
また、いつも接している家主さんにも、その必要性と意味をわかりやすく伝えていきたいと再認識しているところです。
 
つづく