在来木造住宅の断熱・耐震改修 その17

F. 既存外壁を残す付加断熱改修工法
 壁内気流を止める、また、それに伴う暖気の抜けや冷気の侵入を防ぐために圧縮GWによる気流止め改修をしてきたが、付加断熱による改修方法は、既存壁の外側に新たな気密層を設けることで外気の影響を防ぐのである。圧縮GWによる気流止めは必要ない。
 付加断熱による新たな断熱層の増加や、作業上、軒天を壊す必要があり、圧縮GWによる改修と比べると、大きなコストアップとなってしまう。しかし、外からの作業なので、居住者への影響は少なくてすむ。それだけでなく、付加断熱による断熱性能の向上、既存壁が耐力壁として働くことによる大幅な耐震性の向上など、既存住宅の改修工法としては期待できる部分も大きい。

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