ジャパンホームショー2008_その1

先日、ジャパンホームショーへ行ってきました。
講演で、森 千里 教授の話を聞いてきました。
印象に残った言葉がある。
今の人はどんなに、食品に気を遣って無農薬とか食べてもだめ、吸っている空気が汚染されてたら意味がないんですよ。。。


と言っていたがホントにそう思う。
家の建材と家具から発生されるガスは、目に見えないから後回しになっているとおもうが、中国からの農薬汚染どころではない現実もある。
当社では、すでに「塩化ビニルクロス」の廃止をして久しい。
合板を一切使用しない家も建てた。
接着剤も一切使用しない家も建てた。
綺麗な空気を提供する家も普通にできる。
しかし、現実には、この様な仕様の家の要求が少ないのが現実。

 
私は、喘息でアレルギーもち(今は大丈夫)だったので、化学物質の少ない環境で過ごせたらいいなとおもう。だから、自分たちの仕事も自然系の素材を多様したり、工夫して使用する仕事をしている。また、ケミカル商品を全て悪いとも考えていないし、自然素材が全てよいとも考えていない。どちらも、目的に合わせてバランスよく使い分けていきたいと思っている。

自分の家の環境がどんなに良くなっても、職場や車内など公共の場の環境が改善されなくては、効果が薄くなってしまう。しかし、自分の寝室だけでも自分にとって良い空気や温度環境で休みたいものですね。
いろいろな情報があるが、一番大切なことは、完璧な環境はないので、完璧な環境を求めすぎずに、あまり神経質にならないことが大切であり、重要と考えている。(仕事としては、完璧な環境をつくることはできます)