ウレタン塗膜防水改修工事その5(仕上げ)

通常のウレタン塗膜防水は、その接着力の強さが災いし、大きな面積では下地亀裂の発生に伴って防水層の破断を招くことがあります。
ここでは、間に緩衝効果のあるシート(改質アスファルト製であるため防水性も保持)を組み合わせることで、下地挙動を緩衝し防水層の破断を防ぐ構造になっている工法を採用したのです。

この脱気筒を使って下地の湿気を空気中に排出します。防水層を膨れにくくします。



数カ所脱気筒を取り付けて、それからDSカラーを施工していきます。

DSカラー+DSカラーを施工したあと。これでもまだ仕上げではありません。

防水層に穴が空かないようにすべて浮かせて、最後に接着工法にて取り付けます。

草が生えていたドレンもキレイに取り替えました。

最後に、仕上げのトップコートを塗って完成です。
安心10年保証の防水工事の出来上がりです。
この工法は、重ね塗り改修(オーバーレイ改修)が可能なため、将来の改修時に低コストで改修できます。
おわり y.y