秋田市リフォーム 断熱改修 寒さの原因
2012/02/27 カテゴリー:リフォームレポート
本日から、外旭川のS様宅 断熱改修とキッチン取替工事がスタート
築21年の木造在来工法 20坪の平屋住宅です。
OB様からのご紹介でお伺いさせていただいたのは1月末、「寒くて〜」のお言葉から
今回の工事となりました。
今回は、調査結果と費用対効果を考えて 土台部分と天井部分の気流止め工事と
天井付加断熱工事となりました。
天井から間仕切り壁を上から撮影すると、壁の間が空洞になっているのが解ります。
この空洞部分に床下からの冷気が入り、お部屋の暖かい温度を奪いながら上昇して
天井へ逃げていきます。
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サーモカメラで撮影すると、その状況が良く解ります
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こちらは、リビング隣の和室天井部分
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サーモカメラで撮影すると暖気が逃げているのが解ります。
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上の写真を拡大すると、暖気が流れていた証拠として、空気が流れた部分のグラスウール
がホコリなどで黒ずんでいるのも解ります。
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上の写真のサーモカメラ
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天井に登り、既存のグラスウール断熱材をめくってみる
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サーモカメラで撮影すると、断熱材がある部分とない部分の断熱効果が解ります。
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今度は、床部分で冷気が侵入してくる部位
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幅木部分からもかなりの冷気が侵入しているのがわかります。
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キッチンの天井
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サーモカメラで撮影すると、天井断熱が欠損している部分がはっきりと解る
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改修前の寝室を撮影
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南の窓は、日射があり温度が高い、天井と壁、床などは温度のバラツキが大きい
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など、木造在来工法の住宅ならではの弱点、木造在来工法の住宅がだめなのでは
ないのです、この弱点を克服できれば家は暖かくなります。
この気流止めと天井断熱工事は工期が3日で完了します。
手軽に断熱改修を行うには、まずは気流止め工事を行ってみるのがおすすめです。
