秋田市 リフォーム レッドシダー外壁改装 白蟻対策

秋田市のS様宅
白蟻被害による外壁改装工事が始まりました。
S様宅は、レッドシダー外壁の築19年ほど前の外張り断熱施工の住宅でした。
外壁材のレッドシダーへの食害は少ないが、屋根立ち上がり部分の防水処理不足により雨水が通気胴縁へ侵入することで、湿度が多くなり白蟻の食害にあっている。
白蟻の侵入経路を把握するため、外壁下部分を全て撤去して確認する。


調べてみると、杉の胴縁、出隅材など、漏水していた部分が全て白蟻被害にあっている。
2階屋根の高さまで登っている。


ほとんどなくなっている杉材もある。


食害が2階まで進行しているため、3面を全て撤去しました。



白蟻の被害の多くは、漏水から木部が湿ってしまい、その部分が白蟻被害にあっていることが多い。そのため雨水が侵入しても、直ぐに乾く施工、又は雨水が侵入しない施工が一番大事です。
又、基礎断熱の場合は、白蟻が侵入しているか目視できる施工が大事となります。
白蟻に強い材料とか材料の保証で白蟻を防ぐのではなく、目視できるように施工することがコスト的にもメンテナンス的にも大事です。
下は、基礎断熱部分をカットして、白蟻の侵入経路を見つけています。