エコ暖房設備オープンセミナー_その2_業務連絡

外張り断熱の問題。
最近、世の中では、外張り断熱という言葉が多くいわれるようになっている。
外張り断熱工法をしたのに寒い、ということに対しての対策と注意をUP。
これから増えるリフォーム工事について。
まず一番注意しなくてはいけないことは火災対策である。
写真をクリックすると大きくなる。
とくにファイヤーストップを兼ねる気流止めが絶対が必要だ。
煙をストップする役目もする!!のだ。(最近の火災は、家がきれいに残っているのに煙りだけで死んでいる)
大切なんです。
社内ではよく話しをする理由のひとつです。
外張りだけではなく充填断熱でも同じである。


もう一つの問題。
そもそも、外断熱は左側のように屋根なりに断熱をしなくてはならない。それと、外張りのメリットがなくなる。
右のような天井断熱は完全な外張り断熱ではないので丸印が注意。(いつもリフォーム工事の時に補強するところです)
一番難しいところが、1階と2階のつながりの部分。後からの施工が大変なところ。
外張りと行っても本来は左側のはずが、屋根下地に断熱材を使用するはずが、天井断熱になっている場合が8割を超えているはずなので注意が必要。理由は、外張り断熱の屋根材が壁に比べて高いためだ。

対策済みの外張り断熱はこのようになっている。
自家火災の時の断熱材の保護のために合板が必要。もちろん気密のために絶対必要だ。
ファイアーストップ
通気層出入り口の火浸入防止対策
リフォーム時になによりも、この図を参考に対策をして新に充填断熱工事をするのが一番のおすすめだ。

なんと言っても外張り断熱のメリットは、施工が楽なことにつきる。
外張り断熱・充填断熱を同時に行う施工も多くなるので、両方知っておいて欲しい。