築53年の戸建て住宅の玄関周りの天井壁の内装工事をお任せいただきました　

天然素材のシナベニヤと本漆喰を使用し　元々の造作材の風合いのある飴色と調和した心地いい空間となりました

完成

既設の腰壁ベニヤとジプトン天井材を　木肌が細かくなめらかな素材のシナベニヤ仕上げにしました　空間全体が明るく 柔らかな印象になりました

壁の上部は化学物質を含まない天然素材の本漆喰に塗り替えです

 

施工中

天井材を解体後に気密シートを施工しました　室内の暖かい空気が上昇し 小屋裏の内部結露を防止するためと隙間風（気流）による熱の移動を防ぎ　冷たい空気の下降防止が目的ですが　室内を暖かくするには細かい能書きより基本です。

施工前

本漆喰は強アルカリ性で 水分を多く含むため 下地の水溶性成分だけではなく　リフォームの場合は もともとの古い塗り壁や化学物質（化学糊や添加物）タバコのヤニや雨染みの汚れ成分が漆喰の水分に溶け出す場合と　天然素材でも木材に含まれるタンニンなどの色素成分が水分に溶け出しアクとして浮き出てしまうこともあります

有機物系は時間の経過とともに自然に分解漂白されることもあります。

 

リフォームのヨシ