間仕切り壁の吸音・遮音工事

今回の工事では、間仕切り壁1面のみの吸音・遮音工事を行いました。

本来、十分な防音性能を確保するためには、四方の壁・天井・床(6面)すべてを施工し、防音室のように仕上げる必要があります。

今回は、条件やご予算の関係から、音漏れが特に気になる壁1面に絞った施工となりました。

まず既存の壁を解体し、下地の軽量鉄骨内部に吸音材を隙間なく充填しました。

(壁厚の部分にはグラスウールを充填)これにより、音の反射やこもりを抑え、内部での音響特性を改善します。

次に、石膏ボードを捨て張りし、その上から石膏ボードと制振マットを積層した遮音パネルを施工しました。

異なる素材を重ねることで、音の振動を減衰させ、遮音性能を高めています。

さらに、遮音性能を左右する重要なポイントとして、パネル同士の隙間や天井と壁の取り合い部分には、遮音シートおよび気密遮音コーキングを使用しました。

わずかな隙間からの音漏れを防ぐことで、限られた施工範囲でもできる限りの効果を引き出しています。

1面のみの施工ではありますが、施工方法と材料を工夫することで、体感できる遮音・吸音効果を確保することができました。

リフォームのヨシ