秋田市リフォーム エネルギーパス導入

ドイツを始めEU各国で導入されている住宅のエネルギー消費量評価制度「エネルギーバス」を日本で導入するためエネルギーパス協会が発足しています。
エネルギーパスは住宅の省エネ性能をエネルギー消費量を通じてわかりやすく示す評価ツール。
エネルギーパスの発祥地であるドイツ国内では2008年から新築時にその作成が義務化され、さらには2009年には中古住宅売買、賃貸時にも提示が義務化になっている。
エネルギーパスは新築住宅の高性能化、既存住宅の省エネリフォームにも貢献しているようだ。
私たちは、性能向上リフォーム.新築住宅の計画には数年前からQ値計算を行い年間暖房消費量、冷房負荷の計算を行いながら、住宅性能を設計しているが今後は義務化になり、全ての新築住宅、省エネリフォームには義務化されることも考えられる。
義務化されるのは良いことだが、心配なこともあります。
現場での施行レベルや間違った材量、施行を選択した結果性能が発揮されていなかった!結露が酷くなった!こんなはずじゃ!設計通りに施行がされていないなんて問題も多発するのだろうと思う。
先日、都内で開催された省エネリフォームの研修会場で、省エネリフォームを行った
どこかの会社さんがとんでもない施行の断熱改修事例を紹介していた…なんて話も
聞きました。
しかし、省エネリフォームは曖昧な部分も多く、そこを明確にすることが一般的になることはいいですね。