ドイツの省エネ技術と日本への応用セミナー_つづき

無暖房住宅・・・正確には 無暖房機住宅である。
セルフヒーティングシステム。
誤解されている事が多いので訂正です。
パッシブハウス
消費エネルギー量が15kwh/(m2 年間)以下のことである。
全く熱を使わないわけではなく、地熱・太陽熱・生活熱・家電製品の排熱も人の体温も有効に利用する。
屋根・壁には最低30cm以上の断熱材を使用する。
アルゴンガス充填の3層ガラス断熱窓をしようする。(現時点では2層だけでは性能不足)
完璧な気密処理。
ヒートシステムが故障しても真冬日に室温が1日0.5℃より下がってはならない。(魔法瓶)


エネルギー消費量の計算。
A:15kwWh/m2/y(パッシブハウスのレベル)
C:150kwWh/m2/y
E:250kwWh/m2/y(標準的なエネルギー効率の住宅)
G:350kwWh/m2/y
I:400kwWh/m2/y(省エネ修復不可能な古家)
エネルギーパスに基づくリフォームのすすめなど調べる事が出来るソフトの紹介。

住宅のエネルギー消費量を車の燃費表示のうようにして性能を表現する。
それによって、10年後20年後にその性能を維持して中古住宅の販売価格に評価される。
断熱気密性能を安定させて証明することが住宅の価値を決めてくる。
日本も早くそうなって欲しいと思う。燃費の良い家と悪い家では中高住宅価格が違うべきだ。
ドイツのパッシブハウスでは、ランニングコストの初期投資は5年で回収出来ると言われている。

プロクリマシステム。

会場へ行くときに見つけたお店。
綺麗だったのでパシャリ。