秋田県 大きな家の中の一部に快適な空間を造る 床気密・断熱

こちらの現場は、住みながらリフォームをします。

そのため、ユニットバスを一番はじめに施工しました。その後ユニットバス以外の水廻りを含む場所を一気に工事をします。

白いのは、床のタイベックシートを丁寧に張っております。

排水のまわりもしっかり処理しています。

床にタイベックを張らなくても出来ますが、105mmなどのうすい床断熱には、この施工が抜群に効果があります。

断熱材の性能を確実に引き出します。

この枠の中へ105mmの高性能グラスウールを敷き込みます。その上に28mmの床合板下地を止め付け、12mmの床材を張ります。

配線1本も気密処理していきます。

給水・給湯管もキッチリ気密処理します。

床のシートを連続させます。この方法は昔の外部シート気密工法の応用になります。

リフォームの場合は、下地が複雑で断熱気密が慣れた職人さんでも、気密ラインをどの様におさめていいのか分からなく成る場合があります。それを防ぐ為に、応用の応用をせずに少し手間は掛かりますが、確実な基本を元に施工を進めております。どうしても基本の施工が出来ない場合は、僕の出番になります。応用の応用を駆使した施工を伝授して施工をすすめます。

袋入りグラスウール気流止めです。

先張り気密シートです。リフォームでも先張り出来るところは先張りシート施工を行います。重要です。

6mmの建材壁でしたので、新築で使用するのと同じ石膏ボードへ貼り直しをしました。

外壁面はOSB面材を止め付けています。

釘打ちは、枠組み工法のルール(在来工法よりルールが厳しく決まっている)を参考にに施工しますので、通常の在来より釘を多く使用しますが、少しでも強度があがるようにしています。

リノベーションのヨシ