オーストリア・スイスパッシブハウス木造建築研修_その4_製木橋とビール倉庫

木橋。

クロスラミナーパネルで出来ている、ビール倉庫。

日本では、鉄骨造になってしまうような大きさです。
どんなにスパンを飛ばしても木で出来ます。

murauer地ビール倉庫。ここへは、直接ビールを買いに来る人が多い印象を受けた。

 
窓の納まり。

ドア枠の納まり。


サッシのまわりは、スノコ状の外壁から隙間を空けて、下地が見えるようにしている。
もともと、外壁の下地シートで完全に防風・防水・通湿をしているので問題無い。
断熱材の上にそのままシートで納めているところもおおいが、ここは、しっかり下地板を入れて補強していた。


村の観光案内所。

ここには、自転車を置くのだろうか?ピクトグラムみたいなのが多々見かける。

ドイツ、オーストリアでは、壁から写真をひもで吊って見せているのもよく見かける。

取って付けたような庇だが、最初から設計に入っていたのだと思う。
この軒先には、遮熱外付けブラインドが設置されている。

St.Lorenzen ob murau この看板の隣に巨大な木橋がある。

巨大な木橋。

 
写真では見えにくいが、しっかり本体の木橋手すりを守るために、一番上の木手すりの下に、防水シートと鉄板が入っていた。どんなに堅く、腐食しにくい木材を使用しても、乾燥状態を保てるようにしなくてはならない。雨水の処理が大切ですね。