世界基準の「いい家」を建てる。を見てきた

ドイツのパッシブハウスをそのまま鎌倉に持ってきたような高性能な家である。
設計者の森みわさんは、1999年、横浜国立大学工学部建設コース卒業、同大学院在学中にドイツへ国費留学。2002年、ドイツStuttgart大学建設学にてDipioma各位取得。ドイツStuttgartで設計士として勤務。2004年アイルランドで設計士として勤務という経歴の持ち主である。世界基準の「いい家」を建てるという本も出版されている。私など、及びもつかない優秀な人。
いつも、思うが建築業界のエリートは感心する。若い頃からの志が違うのだろうと思う。すばらしいです。


ヨーロッパのパッシブハウスをそのまま日本に持ってきただけに、高性能であるが改善点も多々あるように思えた。すでに、日射遮蔽と通風に対する対策が必要であることは予測できる。
日本のパッシブハウスは、現時点でヨーロッパの技術を改善した日本型パッシブハウスが完成しつつある。秋田の建築家、西方里見さんは、日本型パッシブハウスの設計では世界の最先端を走っていると私は思っているが、偶然現場で、西方里見さんと一緒になった。予定を変更して、帰りに安くて美味しい寿司を食べることにした。西方さんと一緒にいると笑いが絶えない(笑)

サッシまわりと付加断熱の断面。

インテロのシート、気密資材を使用している。

配線用空間を確保している。高気密化が進んでいる、ヨーロッパでもその技術が完全に行き渡っているわけでもなく、設備工事への配慮がなされている。が、もったいない空間と考えるか、保険と考えるか。

容易に気密性能を上げられるでしょう。

ガルバリウムによる屋上緑化屋根下地。

付加断熱用の部材。
y.y