H様のお宅です。浴室出窓と軒天、あと数カ所軒天、破風など剥がれてきていました。




軒天材をはがすと、写真ではわかりにくですが、木材が湿っています。
施工中

出窓補修


換気不足と屋根瓦下地の防水部分の劣化により、このような状態になったと思われます。軒先から躯体の熱気、湿気を排出させるために、1階全体に16個の換気部材を取付しました。2階部分は、何年か先、外壁塗装など、足場をかけるときに一緒にとおすすめしました。
施工後




夏涼しく、冬あたたかく快適に過ごすために基本はまず建物の気密施工次に断熱強化、日射遮蔽が主になりますが、建物の耐久性を考えると壁や屋根、小屋裏に熱や湿気をためずに換気を十分機能させることも重要です。
（m.s)